2016年10月29日土曜日

数学の方程式や定理が人生で何の役に立つのか!?

高校生の「図形の性質」のテスト対策用テキストを作成していて、ふと思いついきました。「弦の垂直二等分線は円の中心を通る」という中学で学習する円の定理ですが、これは「Pokemon Go」のポケモン探索に役立つと思いました。生徒たちから「数学の方程式や定理が人生で何の役に立つのか」とよく聞きますが、今話題のポケモンGOを例にとって説明してみようと思いついたわけです。これは「隠れているポケモン」に表示されたポケモンの居場所を効率的に特定する方法です。ポケモンのいる位置が円の中心「隠れているポケモン」から表示が消える場所が円の端となります。表示が消えたら90度曲がって進み、再び表示が消えたら最初に表示が消えた位置との中間で、最初に歩いた方と逆向きに進んでいけば円の中心、つまりポケモンがいる位置にたどりつけるということです。円の定理を使うことで、実に効率よくポケモンのいる位置を特定できるはずです。ただ、効率を求めるほど【ゲーム】ではなく【作業】になりつまらなくなってしまいますね…。生徒たちの「数学の方程式や定理が人生で何の役に立つのか」に対する僕の答えは「役に立つかではなく、どう役にたたせるかのという使う側の発想があるかどうかなのです。」まぁ、ポケモンGOが人生の役にたつかどうかは別として…。

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