2017年9月9日土曜日

効率の良い暗記法は!?

テスト前の生徒から「暗記するのが苦手で…」という相談を受けます。僕は「バラバラの情報としてではなく、1つのまとまりとして覚える」ことが上手い暗記法だと生徒に伝えています。有名な記憶のメカニズムとして貯蔵庫モデルがあります。貯蔵庫モデルとは、まず感覚器官を経て、短期貯蔵庫に入り、十分な反復により長期貯蔵庫に入るというものです。ここでいう短期貯蔵庫とは、一時的に記憶が保管される場所であり、容量が小さいものを考えてください。それに対して長期貯蔵庫は、半永久的に記憶が保管される場所であり、容量が非常に大きいものです。短期貯蔵庫に保管される容量は、平均して7±2個程度の情報しか記憶ができないと言われています。これは子供でも大人でも7個程度のことしか一時的に記憶できず、しかもそれを反復練習しなければ、直ぐに忘れてしまいます。しかし、これは1つのことを7個しか覚えておけないのではなく、1つの塊としても7個覚えておけると考えてみると非常に面白い例が「語呂合わせ」だと思います。例えば元素記号を 覚えるとき、Hは水素、Heはヘリウム、Liはリチウム…と覚えようとすると7個程度の元素しか一時的には記憶できないことになってしまいます。ところが、「水兵リーベ僕の船、…」という語呂合わせで覚えてみると、20個の元素記号が1つのまとまりとなり、より多くの情報を頭にいれておくことができるようになります。あとは十分な反復によって、長期貯蔵庫に入れるだけですね。以上のことより、何かを覚えたい、暗記したいときは、有名な語呂合わせは勿論、1つの情報をより多くの情報と結び付けていくことが、効率の良い学習方法だと言えます。関係性の深いものは関連付け、1つの情報に様々な肉付けをし、バラバラの情報としてではなく、1つのまとまりで覚えることが上手な暗記方法です。1つを1つのこととして覚えるのではなく、1つのまとまりとして覚えれば、効率良く暗記できだけでなく、関連付けによって1つ1つのことへの理解も深まり、応用力も身につくはずです。是非実践してみてくださいね。

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